ウナイ

by Ra

さしのべた手は 空回り
そうね まっすぐ 歩けるの
おぼつかない 足取りで
耳朶からイルカは 海を見た
※大きな森を
気が遠くなる程の
ころがる星を
切り刻まれて光る
そのかわいい胸を
抱いて おやすみ
煙草の火が落ちたら
もう行きなさい
桃色の象が運ぶ 夢を見なさい
消えない夢を
踊り子達の声を
跡絶えた風を
朝靄に酔うほどに
空を仰いで
ここへおかえり
※くり返し